コラム
ナタリーテレーゼのコルクバッグが高い理由
ナタリーテレーゼはアメリカのブランドですが、バッグに使用しているコルクレザーはポルトガルから輸入しています。
コルク栽培に適した気候は地中海性気候。夏は暑く乾燥し日照時間が長い一方、冬は温暖で雨が多い気候がふさわしいといわれます。地中海沿岸各国でコルク栽培はされていますが、その中でも生産量が最も多いのがポルトガルで、全世界の半分以上がポルトガル産です。
コルクガシの寿命は150〜200年といわれていますが、コルク樹齢30年以上のものを対象に、木の表面の樹皮の部分だけを使用します。更にコルクの樹皮は約9年の時を経て再生をしていくため、過剰に取ることはなくきちんと再生とのリズムにあわせてコルクレザーの製造は行われています。
その中でもポルトガルではコルクの木の皮を収穫する作業は手で行われるのが伝統で、何世代にも渡って次の世代に教えられ、引き継がれています。国を挙げてコルクの木々を大切に管理しており、木と木が植えられる間隔や周りに建てられる建物も管理・制限され、コルクを守っています。木を傷つけたり、ルールに則らず伐採することも禁止されています。
そのような厳しい管理のもとポルトガル産コルクの品質及び環境は維持されており、結果として値段も高くなります。品質と環境を最優先に考えるナタリーテレーゼはポルトガル産のコルクにこだわって使用しているため、値段も高くなるのです。
ネットで「コルクバッグ」と検索するとお安いバッグも多数出てきます。それらは中国産コルクや人工コルクが多く含まれているのが実情です。中国はコルク栽培に適した気候ではなく、やわらかさや耐久性に劣ります。人工コルクにはプラスチックや化合物が含まれていることが少なくありません。
お値段にはそれなりに理由があることをご理解いただき、ナタリーテレーゼのコルクバッグをご愛用いただけると嬉しいです。
軽くて環境にやさしい天然コルクバッグ ~ナタリーテレーゼ独占販売代理店LotusBe(ロータスビー)🍀