コラム
コルクバッグのお手入れ方法
コルクの機能性 ~コルク栓だけじゃない~
最もなじみのあるコルク、それはワイン栓ではないでしょうか。でもコルクには、他にも秘めた可能性がたくさんあるのです。
◆軽い
ハニカム構造の空洞があるコルクは空気を含みとても軽いのが特徴です。革や木と比べても軽い素材です。Be Lively Miniは約90g。約167gのiPhone 12 Proと比べてもその軽さを想像いただけけるのではないでしょうか。一度お使いいただくと、その軽さにやみつきになってしまいます!
◆やわらかい
「固そう」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、弾力があり、やわらかい質感です。衝撃を吸収するので、フロアマットとしての使用も増えてきています。
◆水に強い
環境への配慮から、コーティングといった化学的な処理は行わずコルクの素材そのままを活かしています。コルク栓にも使われているように水にも強く、濡れても水分を弾きます。水がかかってもサッと拭きとるだけですぐ乾き、中に染みにくくなっています。旅行先やアウトドアでも気兼ねなくお使いいただけます。
◆丈夫
ハニカム構造により衝撃を吸収し、クッション性があるため摩擦や傷にも強く、長くご愛用いただけます。
◆一つ一つ表情が異なる
コルクはコルク樫と呼ばれる木の樹皮から除去されたコルクの削りくずを極薄のシートに加工して作られます。そのため、一つ一つバッグにした時の表情が変わります。
加えてナタリーテレーゼは一つ一つアメリカで手作りしています。
これほどたくさんの可能性を秘めたコルクバッグ。日本ではまだまだ新しいアイテムです。
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環境にやさしい鞄を作りたい ~ナタリーテレーゼの思い~
ナタリーテレーゼは幼い頃からものづくりが大好きで、家族や友人に自作のアクセサリーやバッグをプレゼントして、それはそれは好評でした。
そしてある時、「環境にも人にも動物にもやさしく、かつ丈夫な鞄を作りたい!」とひらめき、あらゆる素材を探し回り、コルクに出会いました。SDGsが唱えられるずっと前のことです。
コルクはとても丈夫で軽量、やわらかくて形を変えやすく、更に水や傷にも強い素材です。ヴィーガンでもあるナタリーは、従来の動物の革の代わりとして鞄の素材に最適だと確信しました。
それらの機能性に加えてナタリーが重視したのは環境への影響です。
コルクは木を伐採することがありません。コルクの成長周期にあわせて適切に管理し、収穫したものだけを使用しています。つまり持続可能な素材なのです。
ナタリーテレーゼはコルク以外の素材にもこだわっています。
バッグの裏地は、100%Global Organic Textile Standard(GOTS=オーガニックテキスタイル世界基準)認定のオーガニックコットン。環境への負荷が少ない方法で栽培され、有毒な合成肥料や農薬が含まれていないことの証明です。 製造工程では環境負荷の少ない染料や顔料が使用されています。 つまり化学物質を大量に使用する従来のコットンと異なり、空気、水、土壌だけでなく、綿花栽培地域に住みそこで働く人々の健康にも留意しているわけです。もちろんフェアトレードのコットン生地のみ使用しています。
ポリウレタンヴィーガンレザーを用いているのも、従来の革のもたらす環境への影響を危惧してのことです。分解可能なポリウレタンから作られ、EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)基準に準拠する顔料と化学物質からなるもののみ使用しています。 ポリウレタンヴィーガンレザーは、ビニール(PVC)や動物革のいずれよりも環境にやさしく、これからの時代に必要とされる代替案といえるでしょう。 ビニールは分解されず、埋め立て地で毒素が溶け出し、焼却すると発がん性ダイオキシンを放出します。動物の皮革の製造は、動物にやさしくないだけではなく化学物質を大量に含んだプロセスであり、環境にも負荷が大きいのです。ナタリーテレーゼではビニール、動物革ともに使用を避けています。丈夫さや使いやすさを満たすことを大前提とし、妥協せずに素材探しをし続けてきました。
このようにナタリーテレーゼは、機能と環境へのやさしさを同時に追求しようとする、これからの時代にぴったりのブランドです。
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